ネパリ・バザーロがゆく 
2007年春


・2月24日(土)
「だいち交流会」 武蔵野会場

 大地を守る会が東京で毎年開催している「だいち交流会」に初めて参加しました。「フェアトレード」をテーマとした分科会で、スタッフ長部愛が活動の様子をご紹介しました。大地スタッフの皆さんをはじめ、全国から集まった生産者、フェアトレード団体、そして会員の皆さん、約80名が一堂に会しました。ネパリの商品を長年愛用くださっている方にもお声がけいただき、感激でした。親子三世代で参加される方など、会員層の厚さも感じました。また、一人ひとりのお話を伺い、いのちを大切にし、つくる人と食べる人をつなぐ、「大地」の信頼関係、存在の大きさ、心豊かな人と人とのつながりを感じる機会となりました。

・2月27日(火)
婦人相談員自主学習会

 神奈川県の委嘱を受け、様々な女性の問題に日々直面する相談員の方たち。皆さんの学習会に呼ばれ、ネパリ・バザーロ代表の土屋春代がお話をしました。経済大国と言われる日本にあっても、家族のこと、ドメスティックバイオレンス、人身取引被害など抱える問題は多く、根本には女性の人権、自立の有無が根深く横たわっています。ネパールの女性と日本の女性、生まれ住む社会、環境は違っても、共通点の多い女性たち。ネパールでの取組みが少しでも参考になればとお話をしました。

・3月17日(土)
目黒エコプラザ・連続講座 「綿(わた)・木綿」

 連続講座の最終回で土屋春代がフェアトレードのお話をしました。以前から古着の回収に取り組んできた東京の目黒エコプラザ。毎回何トンと大量に集まる古着の山。作り手の顔が見えるフェアトレードの取組みから作り手に思いを寄せ、大量生産・大量消費・大量廃棄の中では見えなくなったものづくりを見直し、「物を大切にする」心を取り戻したいという企画でした。

・5月12日(土)
世界フェアトレードデイ in いわて

 (財)岩手県国際交流協会と日本貿易振興機構盛岡貿易情報センターが、盛岡駅前のアイーナ5階で「世界フェアトレードデイinいわて2007」を開催しました。ネパリ・バザーロ副代表の丑久保完二は「フェアトレードってなぁに?〜世界の流れ、アジアの動き〜」というテーマでお話しました。協力した花巻市のフェアトレードのお店「おいものせなか」の新田史実子さんが総合司会、ファッションショーの司会、そしてセミナーの相手役と大活躍。岩手日報には、事前に関連記事が3度掲載され、多くの方が訪れました。一ノ関から盛岡まで、フェアトレードのお店も多数出店。岩手大生、近隣の高校生も積極的に手伝い、会場は熱気に包まれていました。

・5月19、20日(土、日)
世界フェアトレードデイ in 北海道

 国際ソロプチミスト遠軽の方々による世界フェアトレードデイイベントが北海道で行われました。19日は丑久保完二がお話しました。会場ではネパリ・バザーロのスパイスを使った料理教室も開かれ、多くの方が参加。北海道の新鮮な魚介で作ったシーフードカレーのおいしかったこと。翌20日は、午前中は雪!!!昼間も2℃までしか気温が上がりませんでしたが、新聞でも紹介され、販売会は皆さんの熱気で盛り上がりました。

・5月20日(日)
新緑をなごもう 2007 コンサート

 ネパリ・バザーロの活動を日頃から応援してくださるアーティスト、なかむらまきこさん主催のコンサートへ、スタッフの長部愛が、研修で来日中のウールンガーデンのマティナさん、アニラさんと一緒に参加しました。コンサートの合間には、マティナさんやアニラさんのメッセージも交えながら私たちの活動や想いをお伝えし、新緑の「なごみ邸」(神奈川県横浜市)で心地よい音楽と共に楽しい時間を過ごしました。
*なかむらまきこ
http://www2.ttcn.ne.jp/~nakamuramakiko/

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