大地の鼓動が聞こえる
アフリーク・ソレイユ
所在地
TEL 
FAX 
営業時間
休日
開店年月
U R L
E-mail
〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町2-5-6 
022-267-0104
022-267-0104
AM11:00〜PM8:00
不定休
1998年4月
 
 


 仙台のメインストリート、一番町通りからちょっと路地を入ったところに国際協力ショップ『アフリーク・ソレイユ』はあります。「えっ、これが国際協力ショップ? どこから見てもコテコテの民族雑貨屋さんじゃない」という声が聞こえてきそうな店構えですが、ところがどっこい、仕入れにはこだわっています。

 運営しているのは、アフリカ好きが嵩じて全財産を投げうって(大した財産ではなかった)アフリカ大陸縦断キャンプ旅をして来た夫婦です。1年半の間、アフリカの赤い土の上で眠る生活をしながら感じたことは「どうしてこんなに貧富の差が激しいんだろう」ということでした。アフリカのそれぞれの国の中での貧富の差。アフリカのような南の側の国と、日本のような北の側の国の貧富の差。その答えを見つけたい、という思いで始めたのが『アフリーク・ソレイユ』です。
 アフリカと直接に関わっていたい、という思いが強いので、商品の半分以上は直接の現地仕入れです。現地の政府やNGOが関わる生産者協同組合まで出かけて行って商品を購入したり、組織に入っていない生産者から直接買い入れることもあります。日本のNGO、ATOを通して扱っている商品は3割。残りの2割ほどは通常の輸入業者を通した仕入れです。(この部分が今後の課題です。)

 10坪ほどの小さな店ですが、アフリカの大地の音が聞こえて来そうな民族楽器や布、アジア・ラテンアメリカの手工芸品でいっぱいです。頭でっかちの国際協力じゃなくって、肌で感じるストレートな気持ちを大切にしたい。是非いらっしゃって下さい。一緒にアフリカの太鼓、たたいてみませんか。(文:上崎真由美)