第12号−3

もくじ

◆通信が変わりました
◆とっても、近くなったネパール!
◆生産者を訪ねて
◆チルドレンズ・ホーム滞在記
◆ネワール族の文化
◆ご寄付ありがとうございました
◆編集後記


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◆ネワール族の文化
サマル・マン・シュレスタ
 ネパールは36の民族からなっていますが、その中のネワール族というのを皆さん聞いたことがありますか? ネワール族はもともとカトマンズ、パタン、バクタプールにのみ住んでいた民族です。昔この三つの地域にそれぞれ王様がいました。王族はマッラと言われるカーストの人でした。その後18世紀後半にシャハ王朝がカトマンズを征服し、統一国家を築き上げる以前は「ネパール」はカトマンドゥ盆地のことだけを意味し、そこに住む住民が「ネワール」だったのです。  ネワール族が使用する言語はネワール語ですが、これはチベット・ビルマ語系に属し、ネワール語を母語とする人口は約45万人で、ネパールの人口の3%にしかすぎません。日本に方言があるように、カトマンズ、パタン、バクタプールにはそれぞれなまりがあります。例えばカトマンズ、パタンでは水のことを「ロー」、バクタプールでは「ナー」と言います。また、ネワール語でカトマンズを「エーン」パタンを「エロ」バクタプールを「ユポ」と呼びます。  9世紀末から18世紀半ばにかけての中世紀にネパールの他の地域では見られない独特の都市文明が開花し、ネワール文化はネパールを代表するものとなりました。特にマッラ王朝時代には共同上水道や寺院の建立、優美な彫刻、医学、占星術、文学、貨幣などネワール文化は高度に発達しました。  シャハがマッラを倒し、ネパールを統一した時、それまでの文化を大きく変えることなくそのまま残し、それとは別にシャハ族の文化を発達させました。その後二つの文化は混ざり合い、現在の文化となっています。  ネワール族の宗教は仏教とヒンズー教に分けられますが、仏教徒もカースト制度に組み込まれています。仏教徒がシバ神を参拝したり、逆にヒンズー教徒が仏教の寺に参拝するなど、両者の間に大きな差はありません。この二つが混交し、全体として一つの文化を形成しているところにネワール族の宗教の特色があるといえます。 イベントの販売などのボランティアを募集しています。お気軽にお問い合わせください。 
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◆ご寄付ありがとうございました
大槻田鶴子様、前田早苗様 ・・・その他、ネパリ・バザーロの販売 活動にご協力いただいている多くの方々 に深く感謝いたします。   
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◆編集後記
何回見ても、聞いても、触れてもすべて判ったと思えない、不思議な国ネパール。その永い歴史と文化と優しい国民性を知れば知るほど深入りしてしまう・・のは私だけ(?)。(昌治)
今年も、陸、海を通してコーヒーが入着。毎年、ネパールの村々から横浜へ届くことに感動を覚える。カトマンズからインドのカルカッタまで、その豆が無事船積みされるまで、人が付き添う。その努力と配慮に深く感謝。(完二)
リニューアルした通信はいかがでしたでしょうか。ネパールの魅力、抱えている課題、フェアトレードの重要性、私たちの活動などを少しでもよく知っていただけるようこれからも検討を続けたいと思います。(早苗)   
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